より良い翻訳を求めて行われる翻訳批評

書店を訪れると、日本語に訳された海外の書籍がずらりとならんでいます。
そのすべてが翻訳者を通じて訳されたものであることは間違いありません。
ところがその中にはおかしな訳を付けられたものも多くあるのです。
もちろん、多少の間違いは避けられないことでしょう。
しかし、あまりにも誤訳が多い場合や、違和感のある日本語表現が多く見られる場合、
それは良い翻訳とは言いかねます。

そういった書物が出回っていることを憂い、翻訳批評をしている方も多くいらっしゃいます。
翻訳批評を扱った本も多く出版されており、
何人もの翻訳家が手掛けた文学作品を読み比べて批評しているものもあります。
また、インターネット上でも批評が繰り広げられる場合があります。
その一つが、日本でもベストセラーとなった「ハリー・ポッター」シリーズです。
この作品は誤訳や不適切な日本語の他に、
キャラクターの脚色が訳者の勝手なイメージで付けられてしまっていることが大きな問題点とされています。

これらの批評は、ただ訳者を責めたいというのではなく、
日本の翻訳業界をもっと良いものにしたいという思いから表れているものだと言えるでしょう。

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